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「住まいの辞典」では、住まいに関する様々な情報をお届けします。

近年、地球温暖化が深刻さを増しつつあり、世界的に省エネへの取り組みが求められています。私達が日々暮らす住まいでは多くのエネルギーを使用しています。地球温暖化問題の解決のために、私達一人一人がまず問題について知ることから始めましょう。

温暖化って何?

温暖化とは、地球の大気中に二酸化炭素等の温室効果ガスが増加し、年々気温が上昇している現象のことを言います。
地球の気温というのは、まず太陽の光が地表を温め、その地表が放射する熱を大気中の温室効果ガスが吸収することで保たれています。温室効果ガスが増加すると、吸収する熱量が増加して気温が上昇します。近年、地球の気温は過去に例を見ないほどの速さで上昇しており、環境省のシナリオでは今後100年間で気温は1.4〜5.8℃も上昇すると言われています。これは、温室効果ガスが急速に増加しているためです。

温室効果ガスの増加は、工場や家庭での石油・石炭・電気等のエネルギー使用量の増加や、二酸化炭素を吸収する森林の減少等が原因となっています。温暖化は、人類の産業活動の発展に伴い深刻な問題となっているのです。

温暖化は人類の未来を脅かす!

今後、このまま地球温暖化が進行していけば、世界各地で様々な深刻な問題が起こると言われています。

1、海面の上昇
気温・水温の上昇により、海水が膨張したり南極などの氷が溶け出して海面が上昇します。2100年までにおよそ10〜90cmの海面上昇が予測されており、海面が1m上昇すると日本の砂浜の8割が消失すると言われています。
2、水循環サイクルの変化
世界各地で降雨・蒸発のサイクルが崩れ、従来から降雨量の多い地域ではさらに降雨量が増えて水害が増加し、逆に乾燥地ではますます水不足が深刻になります。
3、食糧不足
気候帯の変化や水害・水不足の発生により農作物の収穫量が減り、食糧不足が起こります。日本の食料自給率は先進国の中で最も低く、30%を下回っています。世界的な食料不足は日本に深刻な影響を与える恐れがあります。

温暖化への取り組み

地球温暖化への国際的な取り組みに、1997年の温暖化防止京都会議で採択された「京都議定書」があります。これは、2008年〜2010年の期間までに先進国全体の温室効果ガス排出量を基準年から5%(日本6%、EU8% 等)削減することを定めています。

現在各先進国は、議定書で掲げた目標達成に向けて様々な取り組みを行っており、ヨーロッパ等では着実に成果を上げています。しかし、日本では削減は進んでおらず、2004年の環境省の発表では逆に基準年の7%増となっており、削減目標の達成は非常に難しくなっています。

地球温暖化問題には早急な地球規模での取り組みが必要ですが、その解決のためには、私達一人一人が省資源、省エネルギーに努めることが不可欠です。私達の住まいにおいても、ソーラーシステムや断熱材の使用などによって省エネルギーが可能です。まずは身近に取り組めるエコロジーについて考えてみてはいかがでしょうか。